こちらのタンカはネパールのタンカショップ「Artistic gallery studio」から直接お届けします。10日〜2週間で日本のご自宅までお届けできます。
准胝観音
じゅんていかんのん
(チュンディ)
チュンディ菩薩は中国の密教で非常に人気がありますが、その起源はインドのカランダビューハ経典に関連しています。この経典は観世音菩薩の仏陀の概念に基づいており、マントラ「オム マニ パドメ フム」が紹介されており、チュンディは 7000 万の仏陀の母なる女神と呼ばれています。 チュンディは慈悲の菩薩と密接な関係があるため、中国では観音、日本では観音の現れとして崇められています。チベット仏教では、チュンディは、強力な呪文の化身であり、魔法の実践と結びついていることを意味するダラニ女神と考えられる二次的な女性の神です。彼女はマリシやヒンズー教の女神チャンドラと関連付けられることもあります。 チュンディはいくつかの形で現れますが、タンカの絵画で最も一般的なのは 18 本の腕を持つものです。ネパール・チュンディの完全に悟りを開いた仏陀の母として描写されることは、女神タラとも結びついており、このため、彼女は時々第三の目を持つホワイト・タラとして描かれることがあります。
■サイズ(縦×横):39.5×29.5cm(外枠を入れない絵のサイズです)
■生産国:ネパール
※タンカのみの販売です。額はついていません。
<タンカの製作者について>
このタンカの製作者はネパールのラメチャップ出身のラマ ディリプさん。1988年生まれ。
如来や菩薩を描いた仏画はチベットネパールの伝統美術で『タンカ(Thanka)』と呼ばれます。
熟練したタンカ絵師が長い時間をかけて丁寧に描いています。
絵具は鉱物性顔料(※1)と合成顔料のポスターカラーを使っています。
また金の発色は24金から作られた金泥(※2)が使われています。
※1鉱物性顔料―天然鉱石を砕いて作られた絵具。
天然ものなので他の色味をもつ鉱物が若干混ざっており、そのため独特な色合いと深みを持っています。
日本では日本画の画材「岩絵の具」と呼ばれ、古くは古墳時代の遺跡にも見られます。
代表的な色と鉱石は、青−琉璃(ラピスラズリ)、緑−孔雀石(マラカイト)、赤−辰砂(シンナバー)など。
※2金泥(きんでい)―純金の粉を膠(にかわ)の液で泥のように溶かしたもの
タンカの価格は、緻密さや全体のバランスなど絵師の熟練度によっても決まりますが、
一般的に、高価なタンカはより多くの鉱物性顔料と、24金から作られた金泥が使われています。
●ネパールの「アーティスティックギャラリースタジオ」から直送するタンカの配送方法は【ヤマト宅配便】を選んでください。
(実際はヤマトの宅配便ではなく「EMS」などでお送りします。運賃は無料になります)
※ネパールから直送されるものについては代金引換えはご利用いただけません。また配送の希望日もご指定できません。宜しくお願い致します。