護法神 ヒンドゥー教起源の神々
チベット、ネパールのほとけたちの密教パンテオン
密教がさかんになり、数多くのほとけたちが信仰されるようになってそのほとけたちは
「密教パンテオン」と呼ばれる、おおまかに7つのグループを形づくっていきました。
その第五がインドのバラモン教やヒンドゥー教に起源をもつ神々の護法神(ごほうしん)です。
マンダラにおいては、しばしばヒンドゥー教起源の神々があらわれます。これらの神々は護法神と呼ばれます。ヒンドゥー教以前のブラーフマニズム(バラモン教)の時代にあらわれ、現代のヒンドゥー教でも信仰されているインドラ(帝釈天)、アグニ(火天)、ヴァルナ(水天)、ヤマ(閻魔)など8人の神々は東西南北とその中間の八方位を守護する神々(八方天)として密教パンテオンに取り入れられています。ブラフマー神、シヴァ神、ヴィシュヌ神やゾウの顔をもつガネーシャ神などもいます。これらの神々は星神たちと同様にマンダラの外側に位置し、マンダラの空間を守る役割を担っています。
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