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やました

彩雲の店長です。上海万博のネパール館でタンカと出会い、一目で魅了されました。これをきっかけにして神様仏様に関連する彩雲ショップをやることに決めました。よろしくお願いします。

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六道輪廻図(ろくどうりんねず)[タンカL]

六道輪廻図
(ろくどうりんねず)

※このタンカは、金の光輝性の顔料で描いています。

六道輪廻図は、人間の終わりのないライフサイクルと考えられています。最初に仏陀自身が描いたと言われています。写真に見られるように、通常はヤマ(死の神)として識別される巨大な悪魔が車輪全体を握りしめています。中央の最も小さい円の中には、無知、怒り、貪欲、色欲の三大罪を象徴する豚、蛇、雄鶏が互いに尻尾を噛み合っており、これらの悪が分かちがたい関係にあることを示しています。豚は無知を象徴し、蛇は怒りを象徴し、雄鶏は欲望と貪欲を体系的に象徴しています。

中央の小さな円を取り囲む6つに分割された円には、6道が描かれています。6道とは、天界道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の6つです。

円の外周は人間の行い、十二因縁が描かれています。(1) 盲目の女性 - 無知 (2) 陶芸家 - 行為、カルマ (3) 猿 - 落ち着きのない意識 (4) ボートに乗った二人の男 - 心と体 (5) 6 つの窓のある家 - 六感( 6) 一組の恋人 -接触 (7) 男性の目に刺さる矢 - 感情 (8) 女性に給仕される酒飲み - 喉の渇きと渇望( 9) 果物を集める男性 - 目的の物体を掴み、しがみついている (10) マイトゥナのシーン、例:セックスを楽しむ「ペアリング」―新たな成り方( 11) 新たな女性の出産―新たな存在への再生 (12) 死体を運ぶ男。




〜六道輪廻(ろくどうりんね)〜
お釈迦様が生きていた時代のインドでは輪廻思想というものがありました。これは宇宙には「天」「人」「阿修羅」「畜生」「餓鬼」「地獄」という六つの世界があって、生きとし生けるものは自らがなした行為によって必ずこの六つの世界のどこかに生まれ変わり死に変わり、いつまでもぐるぐる巡り続ける六道輪廻という考えで、善行を果たせば善き生に生まれ変わり、悪行をなした者は悪しき生を迎え、輪廻世界は総体として苦しみの世界です。つまり、生きても死んでも苦しみは輪廻世界の中で永遠に続いていくということです。お釈迦様もこの考えは受け入れていました。

〜六道輪廻〜
【 天 】ヒンドゥー教の神々としての生。
【 人 】通常の人間としての生。
【阿修羅】ヒンドゥー教の闘争好きな下位の神々としての生。
【畜 生】弱肉強食の常に不安に怯える動物としての生。
【餓 鬼】飢えと渇きで骨と皮になって苦しむ生。
【地 獄】責め苛まれる。六つのうち最も苦しみの多い生。
 死者はすぐに転生せず49日間は中有(ちゅうう)という中途半端な状態にあるといわれています。

■サイズ(縦×横):外寸860×635mm(絵785×580)       
※このタンカは24金は使われていません。     
■生産国:ネパール
※タンカのみの販売です。額はついていません。














如来や菩薩を描いた仏画はチベットネパールの伝統美術で『タンカ(Thanka)』と呼ばれます。
熟練したタンカ絵師が長い時間をかけて丁寧に描いています。

絵具は鉱物性顔料(※1)と合成顔料のポスターカラーを使っています。
また金の発色は24金から作られた金泥(※2)が使われています。
※1鉱物性顔料―天然鉱石を砕いて作られた絵具。
  天然ものなので他の色味をもつ鉱物が若干混ざっており、そのため独特な色合いと深みを持っています。
  日本では日本画の画材「岩絵の具」と呼ばれ、古くは古墳時代の遺跡にも見られます。
  代表的な色と鉱石は、青−琉璃(ラピスラズリ)、緑−孔雀石(マラカイト)、赤−辰砂(シンナバー)など。
※2金泥(きんでい)―純金の粉を膠(にかわ)の液で泥のように溶かしたもの

タンカの価格は、緻密さや全体のバランスなど絵師の熟練度によっても決まりますが、
一般的に、高価なタンカはより多くの鉱物性顔料と、24金から作られた金泥が使われています。

型番 SRM-006
販売価格 49,500円
購入数