虚空蔵菩薩
(こくうぞうぼさつ)
血紫檀(けっしたん) (産地:アフリカ)
《虚空蔵菩薩》虚空蔵とは、無限の広がりを持った宝庫のこと。虚空蔵菩薩は、広大な宝庫につまった智慧や財宝を、人々に授けてくれる存在。信仰すると「記憶力が高まる」といわれ、若き日の空海が、経典を暗記するために虚空蔵菩薩を崇めて修行に励んだといわれています。
右手には煩悩を断ち切るといわれる「智慧の剣」、左手にはどんな願いも叶える如意宝珠のパワーが炎となってあふれ出る「火焔宝珠(かえんほうじゅ)」を持ち、頭には大日如来・阿弥陀如来・阿閦如来(あしゅくにょらい)・不空成就如来・宝珠如来の五仏を擁した「五智宝冠(ごちほうかん)」をのせています。
※素材の血紫檀(けっしたん)は血檀(ちたん)大葉紫檀(おおばしたん)とも呼ばれ、原産地は主にアフリカです。
血液のような赤い色をしており、月日を経て次第に黒っぽくなっていきます。美しい音色を奏でる中国を代表する伝統楽器「二胡」の材料としても用いられる、高級貴重な木材です。
[サイズ]
トップ:60×40×10mm(縦×横×厚)(重さ18.2g)
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