白多羅菩薩
(ホワイトターラ)
血紫檀(けっしたん) (産地:アフリカ)
《白多羅菩薩》緑多羅菩薩は、観音さまの左目から流れた涙から生まれ、白多羅菩薩は観音さまの右目から流れた涙から生まれ出たといわれます。
彼等二尊は共に衆生を救う役割を果たすためにこの世界にあらわれました。
緑多羅が活動的な反面、この白多羅は母親のような包容力のある慈しみの心で衆生の苦しみを見つめているとされています。
この菩薩は両眼の他、額に一つ、掌に一つずつ、足の裏にも一つずつ合計で七つの眼があります。これはこの世の人々のあらゆる苦悩を一つ残らず逃すことなく見つけることが出来る能力があることを表し、同時に救済の手を与えるためだといわれます。
※素材の血紫檀(けっしたん)は血檀(ちたん)大葉紫檀(おおばしたん)とも呼ばれ、原産地は主にアフリカです。
血液のような赤い色をしており、月日を経て次第に黒っぽくなっていきます。美しい音色を奏でる中国を代表する伝統楽器「二胡」の材料としても用いられる、高級貴重な木材です。
[サイズ]
トップ:60×40×10mm(縦×横×厚)(重さ16.9g)
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